昔はレコードを聴いていたという人はどのくらいいるでしょうか。家ではカセットプレーヤー、外に出る時はウォークマンが日常だったという人も多いかもしれません。
私の世代はCDを買ったり借りたりして、MDに録音した自分だけのオリジナル音源集をMDプレーヤーで聴く文化が流行しました。
好きなアーティストの新曲発売日にはCDショップに行って必ず買っていたものです。
音楽に囲まれて過ごすことを好む人にとっては、時代が変わっても音楽を聴く環境を選択し、現代ではいわゆるインターネット上のサブスク(月額課金制:サブスクリプション)を利用して聴いている人も少なからずいるでしょう。
現代では、昔の家具や家電、例えば黒電話やインスタントカメラ“映るんです”に若者が夢中になったりレトロブームがしばし起きることがあります。
音楽も同じように、レコードが流行して人気が再熱しています。
あの針で音を振るわしながら流れる音に哀愁を覚える人が多くいて、中古だけではなく、アーティストが新しい音源をレコードで出すケースも見受けられます。
どこでも音楽を聴けるようになった今ですが、自然の奏でる音というのは、いっそう心が落ち着くとは思いませんか。
静けさの中で水のせせらぎや風の吹く音。山が反響してこだまする音や様子に人は感動さえも覚えます。
都会の中で感じる雑多な音に日々を置いているからこそ、より心が奪われるのかもしれません。
少し疲れた時には、緑に囲まれて音に身を任せるのもいいかもしれません。